抗年記

何も考えないで年を重ねるのは厭だなー、と

2017

アラビアのロレンス」を初めて最初から最後まで観ました。220分の大作。こんな時じゃないとじっくり観られませんから。

最初真黒な画面が5分くらい続いてテーマ曲が流れます。

ピーター・オトゥール若かったー!最初はコメディかと思うほどの軽いノリでしたが、カイロからアラビアに派遣されるとしばらくは砂漠のシーン。途中で黒い装束で登場したオマー・シャリフの美しいこと!

それからロレンスの活躍が描かれ中尉から少佐へ昇進したところで「インターミッション」。またまた真っ黒い画面で音楽だけ流れます。

後半になるとぐっとトーンが変わります。

映画は事実に随分脚色が施されているようで、実在の人物の遺族たちからいろいろクレームもあったようですが、ロレンスの人物像と彼が成し遂げたこと、彼の内面の葛藤、史実の大事なところはきちんと押さえているらしいです。

この映画が発表されたのが1962年ということですから、群衆のシーンなどもCGなど使わず凄い数のエキストラを使ったわけで(ヨルダン王国の軍をそのまま借りたらしいです!)「大作」と呼ぶにふさわしい映画でした。昔の映画って丁寧に作られたんですね。7部門でアカデミー賞も獲得しました。名作ですから一度は鑑賞するに値するでしょう。

おせちをつまみながら、インターミッションのほかにもいくつか休憩を入れながら楽しみました。(一番下はロールキャベツ。これがまた美味しいのです。)

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